昔はメンターなんていらないと思っていた。
自分が強くいれば、メンターなんぞ不要 というただの生意気小娘時代。
それが今はがっつり自分のメンターがいる。
それは、強い憧れに近い。
お手本になる存在が近くにいることの有難さ。
当時それに気づいていたら、私の仕事パフォーマンスは変わっていたのかなぁ。笑
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心情を何も話してないのになんでわかるのと思う程、そのメンターは完璧なタイミングではっとする言葉を与えてくれるバイロン在住のヨガの先生。
背筋を伸ばし、本質を見抜くことに長けていて、ブレない軸と心の優しさはヨガにもよく表れている。
ヨガは自分を映す鏡と良く言うが、そのメンターの気概を見ていると一体どんな人生を歩んできたのか、と強い憧れを抱く。
強くて、優しくて、かっこいい。
全身Tatooの兄ちゃんやキリッとしたおじさま、綺麗な白髪のマダムや可愛い女の子など様々な立場の老若男女がその先生のレッスンを求めて集まる。
50名程のスタジオがあっという間に埋まり、90分間集中した後はスッキリ晴れた顔で帰っていく。
日本でヨガを学んでいた時は、アーサナ(ポース)ばかりに集中していたけれど、こちらで学んだヨガは内側に目を向けることが多い。
いわゆるマインドフルネス。
しっかり呼吸と身体を連動させて、レッスンの後は心が穏やかになったり優しくなったり。
疲れてトゲトゲしていた心が、スッと中心に戻り本当のことが見えてきたり。
それでも、メンター先生の組む流れはハードだからなんというバランス感覚かと驚く。
ハードな動きの中に絶妙なタイミングでセラピーのような'言葉'と'間'を投げかける。
ヨガはただの運動だと思っていた数年前。
もっともっと奥深く心の運動だと気付かされたメンターとの出会い。
私が目指す要素が全てそこに詰まっている。
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